北海道警察の警察官が公然わいせつで逮捕された件について思うこと
北海道警察から警察官の逮捕者が出てしまいました。
先月もひき逃げで逮捕者が出ています。
さらに、今年の４月にはこのような事件もありました。
一度不祥事が起こると、不思議なことに立て続けに起こります。
警察官以外でも、不祥事があってはならない職種の人が起こしています。
それにしても、今年は特に北海道警察の不祥事が多いような気がします。
万引きや飲酒運転をして書類送検された警察官の氏名等は公開されておりませんが、
逮捕者となるとさすがに公開されるんですね。
当たり前のようなことを言うようですが、
市民からの信頼を得なければいけない、
犯罪を取り締まる仕事をしている警察官が、
犯罪を犯す側になっては絶対にいけないのです。
今回、公然わいせつで逮捕された警察官については、
当然懲戒免職になり、職を追われることになるでしょう。
社会的信用のある職にはもう就けなくなるはずです。
こうなってしまう前に、想像力を働かせて、
自分の今後の人生や家族のことを考え、
踏みとどまることはできなかったのでしょうか。
目先のちょっとした欲望に負けてしまうと、
後から大きな代償を払わされることになるということを、
一瞬でも考えはしなかったのでしょうか。
このような報道を見ていつも思うことは、
不祥事を起こした当事者の家族についてです。
被害者となってしまった家族がいる場合は、
当然被害者側の家族の心情等も考えてしまいます。
一番つらいのは、被害者やその家族だと思います。
なりたくてなったわけではなく、完全な不可抗力なわけですから。
ただ、当事者にも家族がいるはずなので、
もし、自分の家族の誰かが法を犯してしまったら、
当事者となってしまったら、
どんな気持ちでしょうか。
今後どのように生きていけばいいのでしょうか。
想像するだけでも胸が痛くなります。
もし、私だったら、
負い目を感じて普通に生活することさえも苦痛になってしまいそうです。
難しいことだとは思いますが、
一番いいのは、
家族を巻き込むことなく、
加害者にも被害者にもならない人生を生きることなのかもしれません。
いろいろと語ってしまいましたが、
せっかく普通に頑張ってくれている他の警察官への心無いヤジや、
風当たりが強くなることも心配なので、
いち道民として、
今年はこれ以上、道警警察官の不祥事が増えないことを祈ります。
